結婚式に招待されたとき、「男性のピアスってマナー的にどうなの?」と気になる方は少なくないと思います。最近はおしゃれな男性がピアスをつけているのは珍しくなくなりましたが、結婚式という特別な場ではどこまで許容されるのか、判断に迷う方も多いようです。
女性側から見ても、彼氏や夫がピアスをつけたまま参列しようとしていて「やめた方がいいのかな」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。かくいう私も、夫の結婚式準備のときにこの問題で少し悩みました。
結論からいうと、男性のピアスが「絶対NG」というわけではありませんが、シーンや立場、デザインによってはマナー違反と受け取られるリスクがあるのは事実です。式の格式や会場の雰囲気、自分の立場をしっかり踏まえた判断が必要になります。
この記事では、結婚式に男性がピアスをつける際の基本的なマナーや考え方から、許容されやすいケース・避けるべきデザイン・おすすめのピアス選びまでを丁寧に解説します。ゲストとして参列する方はもちろん、新郎本人や親族として出席する方にも参考にしていただける内容にまとめています。
結論:結婚式に男性がピアスをつけるのはマナー違反になる場合がある
「絶対NG」ではないが、シーンや立場によって判断が必要
結婚式における男性のピアスについて、「絶対につけてはいけない」というルールが明文化されているわけではありません。ただ、結婚式は冠婚葬祭の中でも特に格式を重んじる場であるため、アクセサリーの選び方には一定の配慮が求められます。
ピアスそのものがNGというより、「デザイン・立場・場の格式に合っているかどうか」が判断の軸になります。たとえば、スモールサイズのシルバースタッドと、大ぶりのゴールドリングでは、同じ「ピアス」でも受ける印象はまったく異なります。
特に日本では、まだ男性のピアスに対してカジュアル・若者文化というイメージを持つ年配の方も多く、格式高い神前式や親族が多い披露宴では否定的に見られることもあります。「気にしすぎでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、結婚式というのは新郎新婦の大切な一日。ゲストとして参列するなら、主役を引き立てる装いが基本です。
迷ったら新郎新婦に確認するのが最善
どうしてもピアスをつけていきたい、外すのが難しい(ピアスホールを長期間開けていてふさいでしまうのが惜しいなど)という場合は、事前に新郎新婦へ確認しておくことが一番の解決策です。
「ピアスをつけても大丈夫か」と直接聞くことを恥ずかしがる必要はありません。それだけ相手のことを考えているという誠意にもなりますし、許可をもらえれば当日も余計な不安を抱えずに出席できます。式のコンセプトや招待客層を熟知しているのは新郎新婦本人なので、「うちの式はカジュアルだから全然OK」「親族が多いから控えめにしてほしい」など、具体的な答えが返ってくることがほとんどです。
結婚式に男性がピアスをつけるのはマナー違反?基本的な考え方
賛成派・反対派それぞれの意見を整理する
男性がピアスをつけて結婚式に出席することについて、賛否両論があるのが現状です。それぞれの主な意見を整理してみます。
| 立場 | 主な意見 | 背景・理由 |
|---|---|---|
| 賛成派 | おしゃれの一部として問題ない | ファッションとして男性ピアスが一般化している |
| 賛成派 | 本人の個性・スタイルを尊重すべき | 多様な価値観を受け入れる風潮が広まっている |
| 反対派 | フォーマルな場に合わない | 冠婚葬祭における礼儀を重視する考え方 |
| 反対派 | 年配の親族が不快に感じる可能性がある | 世代間のピアスに対するイメージの違い |
| 中立派 | デザインや目立ち具合による | 場の雰囲気に合わせることを重視している |
賛成派の意見として多いのは、「今の時代はファッションとして普通だから気にしすぎ」という声です。確かに30代以下の世代では、男性のピアスは珍しいものではなくなっています。友人同士の式であれば、そこまで目くじらを立てる雰囲気でもないことが多いでしょう。
一方で反対派がいるのも事実です。特に「結婚式はフォーマルな場であるべき」という考えが根強い年代では、男性のピアスは「礼儀を欠いている」と映ることがあります。新郎新婦の親御さんや、職場の上司・上司世代の親族と同席するケースでは、印象を悪くしてしまうリスクは否定できません。
年齢層や価値観によって受け取り方が異なる
結婚式で男性のピアスに対する印象は、参列者の年齢層や価値観によって大きく変わります。20〜30代中心のゲストが集まるパーティー寄りのスタイルの式と、両家の親族がずらりと並ぶ伝統的な挙式では、求められる装いの基準がまったく異なります。
特に50代以上の世代では、男性のピアスに違和感を覚える方が一定数います。誤解がないように補足しておくと、これはその世代が間違っているということではなく、育ってきた文化的背景の違いによるものです。結婚式というのは世代を超えた人が集まる場なので、幅広い層が不快感を覚えにくいスタイルを選ぶことが、ゲストとしての気遣いといえます。
ゲスト・新郎・親族で異なる判断基準
結婚式に参列する立場によっても、ピアスに対する判断基準は変わってきます。
| 立場 | ピアスの可否 | 理由・ポイント |
|---|---|---|
| ゲスト(友人・同僚) | 場次第で許容されやすい | カジュアルな式ならOKなことも。デザイン・サイズに注意 |
| 新郎本人 | 本人の意思・式の方向性による | パートナーや両家親族との合意が必要 |
| 親族(特に両家の関係者) | 控えた方が無難 | 両家の印象を代表する立場。格式優先が基本 |
| 主賓・スピーカー | 控えるのが基本 | 目立つ役割を担うため、装いの格を落とさないことが重要 |
ゲストとして参列する場合は、式の雰囲気に合わせた対応が基本です。友人の式でカジュアルなパーティー形式であれば、小ぶりでシンプルなピアスなら許容されやすいでしょう。
一方、親族として出席する場合は少し話が変わります。親族は新郎新婦を代表する存在として見られることが多く、装いの格式が問われやすいポジションです。ピアスをつけていると目立ちやすく、「きちんとしていない」という印象を与えかねません。特に両家の初顔合わせとなる親族も多い挙式・披露宴では、控えるのが賢明といえます。
結婚式の形式(挙式・披露宴・二次会)によっても変わる
同じ結婚式でも、挙式・披露宴・二次会では場の格式がそれぞれ異なります。どのタイミングでピアスをつけるかによって、マナーの基準も変わってきます。
格式が高い挙式や披露宴ほどピアスは控えるべきで、二次会に近づくほど許容度は上がります。
挙式は宗教的・儀礼的な意味を持つ場であり、神前式やチャペル式では特に装いの格式が求められます。披露宴はフォーマルな宴席なので、ピアスをつける場合は控えめなデザインを選ぶことが前提です。二次会はパーティー的な要素が強いので、ある程度の自由度があります。
男性が結婚式でピアスをつけても許容されやすいケースとは?
カジュアルな会場・パーティースタイルの式の場合
近年では、ホテルの大宴会場ではなくレストランやゲストハウスで少人数の式を挙げるカップルが増えています。会場のスタイルや雰囲気がカジュアル寄りの場合、ゲストの服装規定も比較的ゆるやかになっていることがほとんどです。
招待状にドレスコードの記載がなかったり、「平服でお越しください」という案内があったりする場合は、ある程度のおしゃれを楽しんでよいと考えられます。ただしこの場合も、ピアスのサイズは1cm以内のスタッドタイプが目安です。カジュアルな場でも「小さくてシンプル」は外せないポイントになります。
新郎新婦から事前に許可をもらっている場合
前述の通り、迷った場合は新郎新婦に確認するのが最善の方法です。事前に「ピアスをつけてもいいか」と一言伝えておくだけで、当日の不安がなくなります。
許可をもらっている場合でも、「デザインを派手にしていい」という許可ではありません。あくまで「小ぶりでシンプルなものをつけること」が前提です。新郎新婦への配慮を忘れずに、許可の範囲内でさりげなくおしゃれを楽しむ意識を持つことが大切です。
新郎本人がつけるケース
新郎本人がピアスをつけるかどうかは、ゲストとはまた別の話になります。新郎の場合は、式のコンセプトや衣装との相性、そして相手のパートナー・両家の意向が大きく関わってきます。
洋装(タキシード・スーツ)でモダンなウェディングスタイルを選ぶカップルなら、新郎がピアスをしている姿もスタイリッシュに見えることがあります。一方で、和装(紋付袴)の場合は、ピアスを外す方が全体のバランスが整うことが多いでしょう。新郎本人のピアスは「二人で決める問題」であり、どちらか一方の独断で決めないことが大切です。
二次会・1.5次会など、よりカジュアルな場の場合
二次会や1.5次会はパーティー感覚の強い場なので、ゲストのピアスに関する許容度はぐっと上がります。ドレスコードもカジュアルなことが多く、おしゃれを楽しむ雰囲気の中で行われることがほとんどです。
ただし、二次会であっても新郎新婦の顔ぶれやゲスト層によっては、マナーを意識したほうがよい場合もあります。たとえば職場の上司も参加しているような二次会であれば、過度に派手なピアスは避けた方が無難です。場の空気を読む判断力がここでも大切になります。
結婚式で男性がピアスをつける際に避けるべきデザイン・素材
大ぶり・揺れるタイプは控える
結婚式の場でもっとも避けたいのが、大ぶりで動くたびに揺れるデザインのピアスです。フープピアスやドロップタイプは動くたびに目を引き、フォーマルな場には不釣り合いに見えてしまいます。
ピアスは「見えているかどうか分からないくらい控えめ」がフォーマルの基本です。直径が1cmを超えるようなサイズになると、スーツ姿との違和感が出やすくなります。サイズの目安としては、直径5〜8mm程度のスタッドタイプが安心といえるでしょう。
カジュアルすぎる素材(革・ゴム・チェーンなど)はNG
素材選びも重要なポイントです。革・ゴム・プラスチック・木材など、カジュアルな印象の素材は結婚式の場にはそぐわないため、避けるのが基本です。
| 素材 | フォーマル度 | 結婚式での可否 |
|---|---|---|
| パール(真珠) | 高い | ◎ 問題なし |
| シルバー・ホワイトゴールド | 高い | ◎ 問題なし |
| ダイヤ・ジルコニア | 高い | ◎ 小ぶりなら問題なし |
| ゴールド | 中程度 | △ 小さければ許容範囲 |
| チタン・ステンレス | 中程度 | △ デザインによる |
| 革・ゴム・プラスチック | 低い | ✕ フォーマルに不向き |
| 木材・天然石(大ぶり) | 低い | ✕ ボヘミアン・カジュアルな印象 |
フォーマル向けの素材として特に安心なのが、パールやシルバーです。パールは女性のアクセサリーというイメージが強いかもしれませんが、ブラックパールや小ぶりのホワイトパールスタッドは男性がつけてもエレガントに見えます。シルバーのシンプルなスタッドはどんなスーツとも合わせやすく、清潔感があります。
ゴールド素材は派手な印象になりやすいため、つける場合はできるだけ小ぶりなデザインに限定することをおすすめします。チタンやステンレス素材は金属アレルギーの方に選ばれることが多く、見た目によってはフォーマルにもなりますが、シルバーに近い落ち着いた色味のものを選ぶのが安心です。
複数・両耳・ボディピアスは控えめに
ピアスの数が増えると、それだけ目立ちやすくなります。結婚式では片耳または両耳の一対のみにとどめておくのが基本です。耳に複数のピアスをつけていたり、軟骨ピアスを複数つけていたりすると、フォーマルな場にはやはり目立ちすぎてしまいます。
ボディピアス(眉・鼻・リップなど)についても、結婚式では基本的に外すことをおすすめします。顔に視線が集中する部位のピアスは、相手に与える印象が強く、特に年配のゲストには違和感を覚えさせてしまう可能性があります。
派手な色・キラキラしすぎるデザインは避ける
ネオンカラーやビビッドカラーのピアスは、フォーマルな場には適していません。結婚式に合わせたピアスは、色も控えめであることが前提です。
キラキラと光る大粒のラインストーンや、スワロフスキーなどが大きくあしらわれたデザインも避けた方が無難です。華やかさを出すなら、あくまでスーツのシルエットを整える程度の輝きにとどめておくことが大切です。
花嫁より目立つデザインは絶対NG
これはピアスに限らず、すべてのゲストの装いに共通するマナーですが、結婚式の主役は新郎新婦です。ゲストが花嫁よりも華やかな装いをするのは絶対に避けなければなりません。
男性ゲストの場合、花嫁より目立つデザインのアクセサリーをつけることはほぼありませんが、なかにはゴールドの大ぶりなリングピアスや宝石が複数ついた派手なデザインをつけてくるケースも。「少しくらいいいか」という気持ちが、新郎新婦や他のゲストに悪印象を与えることにつながってしまいます。フォーマルな場では、主役を立てることを常に意識しておきましょう。
結婚式に男性がつけるなら?おすすめのピアス選びのポイント
小ぶりでシンプルなスタッドタイプが基本
結婚式に男性がピアスをつけるなら、スタッドピアス(軸が直線で、耳に垂直に刺さるタイプ)が最もフォーマルに対応しやすいデザインです。揺れず、目立たず、清潔感があるスタッドは、スーツや礼服とも相性がよく、結婚式の場で違和感を生みにくいのが特徴です。
サイズは直径5〜8mm程度を目安に選ぶと、「つけているかどうか分からない」くらいの控えめさが演出できます。フォーマルな場ではそれくらいさりげないのが、かえっておしゃれに見えるポイントでもあります。
シルバーまたはホワイトゴールド系が無難
色味の選び方としては、シルバーまたはホワイトゴールドがもっとも万能です。スーツのボタンや時計のフレームと色を合わせると、全体に統一感が出ておしゃれな印象になります。
ゴールド系のピアスを選ぶ場合は、スーツや小物もゴールド系で統一することが重要です。スーツがシルバーボタンなのにピアスだけゴールド、という組み合わせはちぐはぐな印象を与えてしまいます。全体のコーディネートを意識した上で選ぶようにしましょう。
パール・ダイヤ・ジルコニアなどフォーマル素材を選ぶ
素材の中でも特に結婚式向きなのが、パール・ダイヤ・ジルコニアです。これらは本来フォーマルシーンでの使用が想定されている素材であり、スーツとの相性も抜群です。
ジルコニアはダイヤモンドに似た輝きを持ちながら手頃な価格帯で購入できるため、結婚式用に一つ持っておくと重宝します。ブラックパールのスタッドピアスも、シックで大人っぽい印象になりやすく、男性にも馴染みやすいデザインといえます。特別高価なものである必要はなく、見た目の清潔感と素材の格感を優先して選ぶことが大切です。
スーツや礼服との統一感を意識する
どんなに素材や形が良くても、スーツ全体のコーディネートと合っていなければ浮いて見えてしまいます。ピアスはあくまでスーツスタイルのアクセントであり、全体のバランスを崩さないことが前提です。
ブラックスーツには、シルバーやブラックパールがよく合います。ネイビースーツにはシルバーまたは控えめなホワイトゴールドが馴染みやすいでしょう。ピアスはスーツありきのアクセサリーであり、単体で評価するのではなくトータルコーディネートで考えることが重要です。
時間帯(昼・夜)によって輝き加減を調整する
結婚式の時間帯によっても、ピアスの選び方に変化が出てきます。昼間の式は自然光の中で行われるため、キラキラと反射する素材は必要以上に輝いて目立ってしまうことがあります。
| 時間帯 | おすすめの素材・デザイン | 理由 |
|---|---|---|
| 昼間(14時以前) | マットなシルバー、パール系 | 自然光で派手に見えにくい落ち着いた素材が向いている |
| 夜間(17時以降) | ダイヤ・ジルコニア系 | 照明下で上品な輝きが映える |
| 一日中(挙式〜披露宴) | マットシルバーのシンプルスタッド | 時間帯を問わず悪目立ちしない万能デザイン |
夜の披露宴では照明が煌々と灯るため、ジルコニアやダイヤのような輝きのある素材が上品に見える場面も増えます。一方で昼間の式では光の反射が強くなりやすいため、あまりキラキラした素材は控えた方が無難です。
時間帯まで意識してピアスを選ぶ方は少ないですが、この視点を持っておくだけでトータルのおしゃれ度がぐっと上がります。「式のスケジュールに合わせてピアスを選んだ」というのは、細部まで気を配っている証しでもあります。
男性ゲストの結婚式アクセサリー全般のマナーも押さえよう
ネクタイ・ネクタイピン・タイチェーンの選び方
男性ゲストのフォーマルスタイルにおいて、ネクタイは最も目に入りやすいアイテムです。結婚式ではシルバーや白、淡いパープル・ライトブルーなど、明るく華やかな色味のネクタイが適しています。黒無地のネクタイは弔事を連想させるため、避けるのが基本です。
ネクタイピンはネクタイとシャツを固定するための小物ですが、スーツの格式を高める役割も担っています。ネクタイピンは胸ポケットのすぐ下あたり(ネクタイの3分の1〜2分の1の位置)につけるのが正しい位置です。素材はシルバーが基本で、過度な装飾がないシンプルなものを選ぶと全体がまとまります。
タイチェーン(ネクタイチェーン)は少しクラシックな印象になりますが、使い方を誤ると古臭く見えることもあるため、スーツのデザインに合っているかを確認してから選びましょう。
カフスボタン・ラペルピンのフォーマルルール
カフスボタン(カフリンクス)は、袖を留めるための小物で、スーツスタイルをドレスアップするアイテムです。結婚式では、シルバーやゴールドの落ち着いたデザインが定番。サイズは小ぶりで控えめなものが品よく見えます。
ラペルピン(ラペルバッジ)は、スーツの lapel(下衿)に挿すピンです。フォーマルな場でのラペルピンは、小ぶりでシンプルなデザインのものを選ぶのが原則です。ラペルピンを挿す場合は左の下衿のボタンホール(フラワーホール)に挿すのが正しい位置です。花のモチーフや小さなパールなどが人気で、さりげないおしゃれとして活用できます。
腕時計は結婚式でつけないほうがよい理由
腕時計について、「つけてはいけない」というマナーを耳にしたことがある方も多いと思います。結婚式では「時計を気にするのは失礼」という考えが根強く残っており、特に格式の高い挙式や披露宴では外しておく方が無難とされています。
時計を見る行為が「早く終わらないかな」という印象を与えてしまうため、フォーマルな場では時計を外すのがマナーとされています。近年はスマートウォッチの普及もあり、特にカジュアルな式では「つけていても問題ない」と考える人も増えてはいますが、格式を重んじる場では外しておくのが賢明です。
指輪・ブレスレットのマナー
男性が結婚式に指輪をつけていること自体は問題ありませんが、複数の指に指輪を重ねていたり、大きな石のついたリングが複数あったりすると目立ちすぎてしまいます。ファッションリングをつける場合は、1〜2本程度にとどめておくのが無難です。
ブレスレットについても、フォーマルな場では控えめにすることが基本です。レザーブレスレットやゴムブレスレットはカジュアルすぎる印象を与えるため、披露宴には向いていません。メタル系のシンプルなものであれば許容されることもありますが、スーツの袖に隠れる程度の細めのものを選ぶと品よく見えます。
以下に男性ゲストのアクセサリーマナーをまとめておきます。
- ネクタイ:白・シルバー・淡い色が基本。黒無地はNG
- ネクタイピン:シルバーのシンプルなデザイン。位置はネクタイの中央あたり
- カフスボタン:シルバー・ゴールド系の控えめなデザインが定番
- ラペルピン:小ぶりで上品なデザイン。左下衿のフラワーホールに
- 腕時計:格式の高い式では外すのがマナー
- 指輪・ブレスレット:数は最小限に。カジュアルな素材は避ける
上記はあくまで基本的な目安です。式のドレスコードや会場の雰囲気によって多少の調整は必要ですが、「控えめで清潔感がある」という基準を常に持っておくと、大きな失敗は避けられます。
まとめ:結婚式に男性がピアスをつけるかどうかの最終判断
結婚式に男性がピアスをつけることは、絶対NGというわけではありませんが、シーン・立場・デザインによってはマナー違反と受け取られるリスクがあります。「おしゃれをしたい」という気持ちはとても自然なことですが、結婚式という場では主役である新郎新婦への敬意を第一に考えることが大前提です。
判断のポイントをまとめると、まず式の形式と会場の格式を確認することが最初のステップです。神前式や格式高いホテルウェディングでは控えた方が無難で、カジュアルなレストランウェディングや二次会であれば許容度は上がります。
どうしてもつけたい場合は、事前に新郎新婦へ確認しておくと安心です。小ぶりでシンプルなスタッドタイプ、素材はシルバー・パール・ジルコニアなどフォーマル向けのものを選ぶことが基本です。大ぶり・揺れるデザイン・カジュアルな素材・複数つけは結婚式にはそぐわないため、避けておきましょう。
新郎本人であれば、衣装やコンセプトに合わせてパートナーと話し合いながら決めることが大切です。ゲストとして参列するなら、「気づかれないくらい控えめ」を意識することで、おしゃれと礼儀のバランスが取れたスタイルが完成します。
結婚式は一生に一度の特別な日。自分が主役でない限り、その場を引き立てる装いを選ぶことが、一番のマナーであり、気遣いにもなります。ピアス一つのことではありますが、大切な人の晴れの日に最善の姿で出席するための参考にしていただけたら嬉しいです。

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