結婚式の装花にかかる費用を見て、「思っていたよりずっと高い…」と感じたことはありませんか。式場から提示された見積もりの装花費用に驚いて、少しランクを下げることを検討しているカップルは少なくありません。
でも、装花を節約すると「しょぼく見えるんじゃないか」「ゲストにバレるんじゃないか」と不安になりますよね。その気持ち、私もまったく同じでした。
この記事では、装花の基礎知識から費用相場、節約しながらおしゃれに見せるための具体的なコツまでをまとめてお伝えします。
ブライダルフェアに10件以上足を運んで式場を比較し、フローリストとの打ち合わせでも装花にとことんこだわった経験をもとに、実際に役立つ情報をお届けします。「予算は抑えたいけど、しょぼい式にはしたくない」という方にこそ読んでほしい内容です。
結論:結婚式の装花がしょぼいと思われないためには5つのポイントを押さえよう
この記事でわかること
この記事を読むと、結婚式の装花について以下のことが理解できます。
- 装花がしょぼく見える主な原因と対策
- 場所別の装花費用相場
- 節約しながらおしゃれに見せる10のコツ
- 装花費用を具体的に抑える節約術21選
- 打ち合わせで後悔しないための7つのポイント
装花は結婚式の雰囲気を大きく左右する要素です。費用を抑えながらもゲストに「素敵な式だった」と思ってもらうためには、どこにお金をかけてどこを削るかの判断力が求められます。この記事を読めば、その判断がしやすくなるはずです。
結婚式の装花がしょぼく見える主な原因
装花がしょぼく見えてしまうのには、いくつかはっきりとした理由があります。費用が少ないこと自体が直接の原因ではなく、費用が少ないときの「選び方」「見せ方」の工夫が不足していることが大きな原因です。
まず多いのが、花の量が少なすぎるケースです。特に高砂(メインテーブル)の装花が寂しいと、会場全体が締まらない印象になってしまいます。次に多いのが、色に統一感がないケースです。いろいろな花を取り混ぜた結果、バラバラな印象になってしまいます。
さらに、花以外の装飾(キャンドル・グリーン・小物など)がまったくない状態も、装花だけが浮いて見える原因になります。装花単体で完成させようとするのではなく、空間全体のトータルコーディネートを意識することが大切です。
予算を抑えながらおしゃれに見せることは十分可能
「装花にお金をかけないと式がみすぼらしくなる」と思っている方も多いですが、実際にはそんなことはありません。
工夫次第で、費用を抑えながらも華やかな空間を演出することは十分に可能です。大切なのは、限られた予算の中で「どこに集中させるか」という優先順位の考え方です。
色の統一感を持たせたり、グリーンでボリュームを出したり、小物を組み合わせたりすることで、花の量が少なくてもおしゃれな空間に仕上げることができます。この後の章で具体的なコツを詳しく解説していきます。
結婚式の装花とは?基礎知識と必要な場所一覧
装花は会場の雰囲気作りのカギ
「装花」とは、結婚式・披露宴の会場を彩るために使われる生花やグリーンを使った装飾全般のことを指します。ウェディングドレスや料理と並んで、ゲストの印象に強く残る要素のひとつです。
会場写真や記念写真の背景にも映り込むため、後から見返したときの満足度にも直結します。「あのとき装花をもう少し充実させればよかった」という後悔の声は、卒花ブログやSNSでもよく見かけます。
装花は単なる「飾り」ではなく、会場全体の世界観をつくる演出の一部です。どんなテーマの式にしたいかを決めてから、それに合う花材・色・スタイルを選ぶことが、仕上がりのクオリティを高める第一歩となります。
装花が必要な場所とその役割
結婚式の装花が必要な場所は、大きく分けると以下のとおりです。
| 装花の場所 | 役割・目的 |
|---|---|
| 祭壇・バージンロード | 挙式の神聖な雰囲気を演出する |
| 高砂(メインテーブル) | 新郎新婦の背景として最も目立つ場所 |
| ゲストテーブル | テーブルを華やかにし、ゲストをもてなす |
| ウェルカムスペース・エントランス | 来場時の第一印象を作る |
| ケーキ周り | ウェディングケーキを引き立てる |
| ブーケ・ブートニア | 新婦・新郎の衣装に合わせたトータルコーデ |
場所ごとに装花が果たす役割は異なります。祭壇やバージンロードは挙式の厳かな雰囲気を作り出し、高砂は写真映えと会場の華やかさを演出します。ゲストテーブルの装花は、ゲストが着席している間ずっと目に入るものなので、おもてなし感にも直結します。
エントランスやウェルカムスペースは、ゲストが最初に目にする場所です。ここが華やかだと「おしゃれな式だな」という第一印象を作ることができます。すべての場所に同じ予算をかける必要はなく、どこを重視するかを事前に決めておくことが重要です。
挙式会場の装花(祭壇・バージンロードなど)
挙式会場では、祭壇(バージンロードの突き当たりにある花の飾り)や通路沿いのフラワースタンド、バージンロードに敷かれる花びらなどが主な装花です。
祭壇装花は写真に必ず映り込む場所なので、ここは節約しすぎないようにするカップルが多い傾向にあります。一方、バージンロードの花びらは意外と費用がかかるわりに写真ではわかりにくいため、あえて省くカップルもいます。
披露宴会場の装花(高砂・ゲストテーブルなど)
披露宴会場の装花で最も重要なのが高砂(メインテーブル)の装花です。新郎新婦が座る席の背景として、会場全体の雰囲気を決定づける役割を果たします。
ゲストテーブルの装花はテーブルの数だけ必要になるため、テーブル数が多いほど費用がかさみます。テーブル1卓あたりの予算を決めておくと、全体の費用が計算しやすくなります。
ウェルカムスペース・エントランスの装花
エントランスやウェルカムスペースの装花は、ゲストへの「第一印象」を作る大切な場所です。ここに力を入れると、式全体の印象が格段によくなります。
ウェルカムボードやウェルカムアイテムと組み合わせて装飾することが多く、比較的少ない花材でもおしゃれに見せやすいエリアでもあります。
その他の装花(ケーキ装花・演出アイテムなど)
ウェディングケーキの周りを飾るケーキ装花も、写真映えに影響します。ケーキ入刀の写真は必ず撮るシーンなので、ここも意識しておくとよいでしょう。
演出アイテムとして使われる花びらのシャワーや、フラワーシャワー用の花びらなども装花の一部として扱われます。演出と装花を兼ねることでコストダウンを図るカップルも多くいます。
結婚式の装花にかかる費用相場はいくら?
装花全体にかかる平均費用は約17万円
ゼクシィの調査によると、結婚式の装花・ブーケにかかる費用の全国平均は約17万円前後とされています。ただし、これはあくまで平均値で、式場の種類や規模・地域によって大きく異なります。
都市部の高級ホテルや人気のゲストハウスウェディングでは30万円以上になることもめずらしくなく、一方でカジュアルな式場やレストランウェディングであれば10万円以下に抑えるカップルもいます。
場所別の装花費用相場一覧
| 装花の場所 | 費用相場 |
|---|---|
| 高砂(メインテーブル)装花 | 5万円〜10万円 |
| ゲストテーブル装花(1卓あたり) | 3,000円〜1万円 |
| エントランス・ウェルカム装花 | 2万円〜4万円 |
| 挙式装花(祭壇・バージンロードなど) | 3万円〜8万円 |
| ブーケ | 3万円〜5万円 |
| ケーキ装花 | 1万円〜3万円 |
高砂(メインテーブル)装花の相場:約5万円〜10万円
高砂装花は装花の中でもっとも費用がかかる場所のひとつです。新郎新婦の背景として常に目に入り、写真にも必ず映り込むため、ここに予算を集中させるカップルが多くいます。
5万円以下の予算では花の量が少なくなりがちで、「しょぼい」と感じやすい部分でもあります。グリーンや小物を組み合わせてボリューム感を出す工夫をするか、思い切ってここだけは予算を上げる判断も大切です。
ゲストテーブル装花の相場:1卓あたり約3,000円〜1万円
ゲストテーブルの装花は、テーブルの数だけ費用が発生します。たとえばゲストテーブルが10卓あり、1卓あたり5,000円とすると、それだけで5万円になる計算です。
テーブル数が多い場合は、全卓に同じクオリティの装花を入れるのではなく、卓数を絞るか1卓あたりの装花をシンプルにすることで全体の予算を調整できます。
エントランス・ウェルカム装花の相場:約2万円〜4万円
エントランスやウェルカムスペースの装花は2〜4万円が相場です。ここはウェルカムボードやウェルカムアイテムと組み合わせて飾ることが多く、少ない花材でも工夫次第でおしゃれに仕上がります。
DIYを活用してドライフラワーのスワッグを手作りするカップルもいます。持ち込み可の式場であれば、費用を大幅に抑えることができます。
ブーケの相場:約3万円〜5万円
新婦のブーケは3〜5万円が相場です。種類によっても価格が変わり、シンプルなクラッチブーケやミニブーケは比較的安く仕上がります。
ブーケの持ち込みを許可している式場であれば、外部のフローリストに依頼することで費用を抑えられるケースもあります。ただし、持ち込み料がかかる式場もあるので、事前確認が必要です。
最低ランクの装花にするとどうなる?しょぼく見える?
多くの式場では装花にランク制度を設けており、最低ランクを選ぶと花の種類や量が制限されます。最低ランクの装花でも、工夫次第でしょぼく見せないことは十分できます。
ただし、何も考えずにそのまま最低ランクを選んだだけでは、確かに寂しい印象になりやすいのも事実です。最低ランクを選ぶ場合でも、色の統一感・グリーンの活用・小物との組み合わせなどを意識することが大切です。
ランクごとのメインテーブル装花の完成イメージ比較
| ランク | 費用目安 | 花の量 | 花の種類 | 印象 |
|---|---|---|---|---|
| 最低ランク | 3万円〜5万円 | 少なめ | 限られた選択肢 | シンプル・控えめ |
| 中間ランク | 5万円〜8万円 | 標準 | ある程度選べる | バランスよく華やか |
| 上位ランク | 10万円以上 | 多め・ボリューム大 | 希少花・輸入花も選べる | 豪華・インパクト大 |
最低ランクと中間ランクの見た目の差は、花の量よりも「どんな花をどう配置するか」の影響が大きいことがあります。フローリストと丁寧に打ち合わせをして、少ない花材でもセンスよく仕上げてもらえるようにお願いすることがポイントです。
予算が限られている場合でも、自分のこだわりをしっかり伝えることで、フローリストが最大限のアイデアを出してくれることがあります。「予算は〇〇円でできる限りボリュームよく見せてほしい」と正直に伝えることを恐れないでください。
結婚式の装花がしょぼいとゲストにバレる?影響はある?
ゲストは実際に装花をどれほど気にしているのか
結論から言うと、ゲストの多くは装花にそれほど詳しくありません。花の種類や量の多少よりも、「会場全体の雰囲気が素敵かどうか」という大きな印象で判断しています。
特に男性ゲストは装花をほとんど気にしていないという声が多く、女性ゲストでも「装花のランクまで気にする人は少数派」というのが実態です。ただし、全体的にガラガラとした寂しい印象を与えると、「ちょっと寂しかったかな」という感想につながることはあります。
しょぼい装花がゲストに与える印象とは
装花がしょぼく見えてしまうと、ゲストが受け取る印象として「おもてなしが少し物足りなかったかな」と感じさせてしまう可能性はあります。ただし、これはあくまで「花の量が明らかに少ない」「テーブルがガラガラで殺風景」というような極端なケースの話です。
装花の量よりも、会場全体の統一感と清潔感のほうがゲストの印象には影響しやすいといえます。
テーブルクロスの色・キャンドルの光・照明の雰囲気・料理の盛り付けなど、複合的な要素が合わさって「素敵な式だった」という感想が生まれます。装花だけに全振りするよりも、トータルコーディネートを意識したほうが満足度の高い式になりやすいです。
節約しすぎて後悔した卒花の体験談
結婚式を終えた先輩花嫁(卒花)の声を見ると、装花に関する後悔で多いのは以下のようなケースです。
- 高砂装花を最低ランクにしたら写真がスカスカに見えた
- ゲストテーブルの花が少なすぎてテーブルが寂しかった
- 色がバラバラで統一感がなかった
- 打ち合わせで要望を伝えられず、イメージと全然違う仕上がりになった
これらの後悔に共通しているのは、「費用を抑えたこと自体」よりも「事前の打ち合わせが不十分だったこと」にあります。どんな予算でも、フローリストとしっかりコミュニケーションを取ることが後悔を防ぐ最大の対策です。
おもてなしの質が下がると感じさせてしまうケースも
テーブルの装花があまりにも少ない場合、着席中のゲストが「テーブルが殺風景だな」と感じることはあります。特に食事中にゲストが長い時間を過ごすゲストテーブルの装花は、おもてなし感に直結しやすい場所です。
ゲストテーブルの装花は1卓あたり3,000円〜5,000円でも工夫次第で十分に華やかに見せることができます。完全にゼロにするのは避けたほうが無難でしょう。
装花をしょぼく見せない!節約しながらおしゃれにするコツ
コツ①色に統一感を持たせる
装花をおしゃれに見せるための最大のポイントは、色の統一感を持たせることです。花の量が少なくても、色が統一されているだけで「こだわって選んだ」という印象を与えられます。
たとえば「ホワイト×グリーン」「ピンク×ベージュ」「ニュアンスカラーでまとめる」など、2〜3色に絞るだけで全体の完成度が格段に上がります。逆に、たくさんの色を使ってしまうとごちゃごちゃした印象になりやすいため注意が必要です。
コツ②グリーンを多めに取り入れてボリュームアップ
花の単価は種類によって大きく異なりますが、グリーン(葉物・枝物)は比較的安価でボリュームを出しやすい素材です。ユーカリ・アスパラガスファーン・スモークツリーなどのグリーンを多めに使うことで、花の量が少なくても豊かな見た目になります。
ボタニカルテイストやナチュラルスタイルの流行もあり、グリーン多めのアレンジは今のトレンドにも合っています。費用を抑えながらトレンド感も出せる、一石二鳥の方法です。
コツ③季節の花・旬の花材を選ぶ
旬の花材は流通量が多いため、価格が安く質も高いという特徴があります。季節外れの花を選ぶと単価が高くなりやすいため、式を挙げる季節に合った花を選ぶだけで自然と費用を抑えられます。
春ならチューリップ・スイートピー、夏ならひまわり・デルフィニウム、秋ならコスモス・ダリア、冬ならラナンキュラス・アネモネなどが旬の花材の代表例です。季節感のある花は式全体の雰囲気とも合いやすく、統一感を作りやすいメリットもあります。
コツ④花びらをテーブルに散らして華やかさを演出
花びらをテーブルクロスの上に散らすだけで、テーブル全体が一気に華やかになります。花びらは花のアレンジに比べてコストが低く、見た目のボリューム感を出しやすい方法です。
バラの花びらをメインに使うカップルが多いですが、テーブルのテイストに合わせてほかの花びらを選んでも素敵に仕上がります。
コツ⑤造花やドライフラワーを上手に混ぜる
最近はクオリティの高い造花(アーティフィシャルフラワー)が増えており、生花と混ぜても遠目には見分けがつかないものも多くなっています。ドライフラワーはそれ自体がトレンドアイテムでもあり、ナチュラルやアンティークスタイルとの相性が抜群です。
造花・ドライフラワーを使う場合は、式場の規定を事前に確認しておく必要があります。持ち込みNGの場合もあるため、必ずプランナーへ相談してください。
コツ⑥テーブルランナー・ラインクロスを活用する
テーブルランナー(テーブルの中央に縦に敷く布)やラインクロスを活用することで、花が少なくても空間がまとまって見えます。
布の素材や色を選ぶだけで、テーブルの印象が大きく変わります。ゴールドのラインクロスは豪華感を、リネン素材のランナーはナチュラル感を演出するのに効果的です。
コツ⑦キャンドル・ミラー・ランタンなどの小物を組み合わせる
装花の隙間をキャンドルやミラー、ランタンなどの小物で埋めることで、コストをかけずに空間を豊かに見せることができます。
特にキャンドルは夜の披露宴において雰囲気を格段に高める効果があります。小物類は100円ショップや雑貨店でも購入できるため、コストを大幅に抑えられます。ただし、持ち込みの可否については式場に必ず確認しておきましょう。
コツ⑧花瓶や器を工夫して水中花にする
透明なガラス瓶の中に花を入れる「水中花」スタイルは、シンプルながらも洗練された印象を与えます。花瓶自体がインテリアとして機能するため、花が少なくても様になります。
アンティーク瓶・コンポート・試験管フラワーベースなど、器の種類によって雰囲気が大きく変わるため、式のテーマに合わせて選ぶとよいでしょう。
コツ⑨インパクトのある花を1種類アクセントに使う
たくさんの種類の花を使うよりも、「これだ」という存在感のある花を1種類アクセントとして使うほうが、印象的な仕上がりになることがあります。
たとえば大輪のダリアや芍薬、ジャスミンの枝物など、1種類だけ格上の花を使うことで全体のクオリティが引き上げられます。花の種類を増やすよりも、1本の花に存在感を持たせるほうが費用対効果の高い方法といえます。
コツ⑩優先順位を決めて飾る場所にメリハリをつける
すべての場所の装花を均等に充実させようとすると、どこも中途半端になってしまいます。「高砂だけは豪華に、ゲストテーブルはシンプルに」というようなメリハリをつけることで、限られた予算でも「ここぞ」という場所を印象づけることができます。
優先順位は「写真に残る場所」「ゲストの目に入りやすい場所」の2軸で考えると決めやすいです。自分にとって何が一番大切かを整理してから打ち合わせに臨みましょう。
結婚式の装花を節約する具体的な方法21選
節約術①予算を明確に決めてから打ち合わせに臨む
打ち合わせに予算を決めずに臨むと、フローリストの提案をそのまま受け入れてしまい、気づいたら予算オーバーになっていたということが起きやすくなります。「装花の予算は〇〇円までにしたい」と具体的な金額を先に決めておくことで、提案の取捨選択がしやすくなります。
節約術②花の種類や色にこだわらずフローリストにおまかせにする
花の種類を細かく指定せずに、色のトーンだけ伝えてあとはおまかせにするスタイルは、フローリストがそのときの仕入れ状況に合わせて最もコストパフォーマンスの高い花を選んでくれるため、結果的に安くなることがあります。
「ホワイト系でナチュラルにまとめてほしい」程度の指定にとどめるのが、おまかせのポイントです。
節約術③単品注文でプランより安く抑える
式場が用意している装花のパッケージプランは、不要なアイテムが含まれていることがあります。必要な場所だけを単品で注文することで、無駄な費用をカットできるケースがあります。
節約術④装花の持ち込みを検討する
式場によっては外部フローリストからの装花持ち込みが可能な場合があります。外部発注にすることで、式場のマージン分がカットされ、費用を抑えられることがあります。ただし、持ち込み料が別途かかる場合もあるため、比較して判断することが大切です。
節約術⑤演出アイテム(バルーン・風船など)を装飾に兼用する
フラワーシャワーやバルーンリリースなどの演出アイテムは、装飾と演出を兼ねることでトータルコストを下げられます。演出の後に使ったバルーンをテーブルに飾るといったアイデアも有効です。
節約術⑥ゲストテーブルの数を調整する
ゲストの人数を変えずに1テーブルあたりの人数を増やすことで、テーブル数を減らすことができます。テーブル数が減れば、その分装花の費用も下がります。
節約術⑦ブーケをクラッチタイプや持ち込みにする
ブーケはラウンドブーケよりもクラッチブーケ(茎をまとめただけのシンプルなスタイル)のほうが花の量が少ないため、コストを抑えやすいです。持ち込み可能な式場であれば、信頼できる花屋に直接発注する方法も検討できます。
節約術⑧装花を最後にゲストへのプレゼントにする
披露宴終了後に装花をゲストへプレゼントする「花のお土産」は、装花のコストをそのままプチギフトとして活用できる方法です。プチギフトの費用を別途用意する必要がなくなるため、トータルのコスト削減につながります。
節約術⑨使わない場所の装花をあえてゼロにする
「あまり写真に残らない場所」や「ゲストの目に入りにくい場所」の装花は、思い切ってゼロにする選択もあります。全体のバランスを見ながら、なくても問題ない場所を見極めることが節約のコツです。
節約術⑩フローリスト選びにこだわらず外注を活用する
式場提携のフローリストだけでなく、外部フローリストへの外注を比較検討することで、価格と品質のバランスが良い選択肢が見つかることがあります。ただし、式場との調整が必要になる場合もあるため、早めにプランナーへ相談しておくことをおすすめします。
後悔しない!装花の打ち合わせで押さえるべき7つのコツ
打ち合わせはいつ頃・誰と行う?
装花の打ち合わせは、一般的に挙式の2〜3ヶ月前に行うことが多いです。式場のフローリスト(装花担当者)と直接話し合う形が基本で、場合によっては担当プランナーも同席します。
打ち合わせは1〜2回が一般的ですが、こだわりが強い場合はもう1回設けることも可能な場合があります。準備が遅れると打ち合わせの時間が短くなるため、早めにイメージを固めておくことが重要です。
コツ①花材・色・雰囲気のイメージを事前に考えておく
打ち合わせ当日に「何でもいいです」と言ってしまうと、フローリストの標準プロポーザルがそのまま採用されてしまいます。事前に「どんな雰囲気の式にしたいか」をざっくりでもいいので考えておくことで、打ち合わせがスムーズに進みます。
コツ②参考写真やSNS画像を用意しておく
言葉でイメージを伝えるのは難しいため、InstagramやPinterestで「好きな装花の写真」を5〜10枚程度スクショして持参することが非常に有効です。
写真を見せながら「この雰囲気が好き」「この色感で統一したい」と伝えることで、フローリストとの認識のずれが生まれにくくなります。
コツ③装花を使う場所と優先順位を事前に決めておく
どの場所の装花に力を入れてどの場所は抑えるか、優先順位を事前に決めておきましょう。「高砂は力を入れたい、ゲストテーブルはシンプルでいい」という優先順位を決めておくだけで、打ち合わせが明確に進められます。
コツ④予算を正直に・明確に伝える
フローリストに遠慮して予算を言えずにいると、後から「予算オーバーだった」という事態になりかねません。「装花全体の予算は〇〇万円です」と正直に伝えましょう。
予算を伝えることで、フローリストもその範囲内で最大限のプロポーザルを考えてくれます。予算を隠すメリットはひとつもありません。
コツ⑤ドレスのデザインや色もフローリストに伝える
装花はドレスと組み合わさって完成するものです。ウェディングドレスの色・素材・テイストをフローリストに伝えることで、ドレスに映える花材・色を提案してもらいやすくなります。カラードレスがある場合は、そちらの情報も一緒に伝えましょう。
コツ⑥トータルコーディネートを意識してイメージを統一する
装花だけを単体で考えるのではなく、会場の内装・テーブルクロスの色・ペーパーアイテムのデザインとも統一感を持たせることを意識しましょう。全体のトーンが合っていると、装花の量が少なくても「こだわって作られた式」という印象を与えられます。
コツ⑦細かい部分はプロの意見を積極的に取り入れる
自分のイメージを伝えることは大切ですが、細かい部分(花の組み合わせ・花器の選び方・配置のバランスなど)はプロであるフローリストの意見を尊重することも重要です。
「〇〇の雰囲気で仕上げたいのですが、花材はおすすめのものを選んでいただけますか?」という聞き方で、プロのセンスを最大限引き出すことができます。
装花に使いたい季節別おすすめ花材
春:明るくかわいい花で多幸感を演出
春は花の種類が豊富で、価格が安定しやすい時期でもあります。
| 花材 | 特徴 | 向くスタイル |
|---|---|---|
| チューリップ | 明るくかわいらしい | ガーデンウェディング・ナチュラル |
| スイートピー | パステルカラーでふんわり | フェミニン・ロマンティック |
| 桜(桜の枝) | 日本らしい華やかさ | 和モダン・ジャパニーズ |
| 芍薬(シャクヤク) | ボリューム感があり豪華 | クラシック・エレガント |
春の花は色が豊富で、会場を明るく温かい雰囲気に仕上げやすい特徴があります。芍薬は1輪でも存在感があるため、費用を抑えながらボリューム感を出すのに向いている花材です。
夏:鮮やかでエネルギッシュな花と個性的な形の花材
夏は鮮やかな色の花が豊富です。ひまわりはボリュームが出やすく価格も比較的手ごろなため、夏の装花では人気のある花材です。
熱帯性の花(トロピカルフラワー)も夏らしさを演出するのに最適で、アンスリウムやヘリコニアなど個性的な形の花材を取り入れると、他の式との差別化にもなります。グリーンをたっぷり使って南国風のトロピカルスタイルにまとめるのもおすすめです。
秋:くすみカラーや深みのあるブラウン・オレンジ
秋は深みのある色合いの花が充実し、トレンドのアースカラー・くすみカラーと相性の良い季節です。ダリア・コスモス・バーガンディのバラなどは、秋の装花の定番といえます。
木の実(どんぐり・ナナカマドなど)をアクセントに使うと、季節感のある個性的なアレンジになります。フォトジェニックな仕上がりになりやすく、インスタ映えも狙えます。
冬:クリスマスムード漂う赤と白が定番
冬の装花の王道は、赤と白のコントラストを活かしたスタイルです。ポインセチア・赤いバラ・白いカラーの組み合わせは冬らしい格調高い雰囲気を作ります。
松ぼっくりやシルバーのオーナメントを組み合わせると、クリスマスムードをより強く演出できます。また、ラナンキュラスやアネモネは冬が旬の花であり、比較的リーズナブルに手に入るため、予算を抑えたい冬婚カップルにもおすすめです。
よくある質問(FAQ)
結婚式の装花は最低ランクにしてもゲストにバレる?
最低ランクの装花でも、工夫次第でゲストにランクを意識させないことは十分に可能です。花の量が少なくても、色の統一感・グリーンの活用・キャンドルなどの小物との組み合わせで見た目のボリュームを補うことができます。
重要なのはランクよりも「どう見せるか」の工夫です。フローリストに「このランクの中で最大限おしゃれに仕上げてほしい」と伝えることで、プロの技術を活かした提案をしてもらえます。
装花の持ち込みはできる?外注するメリットは?
式場によって、外部フローリストからの装花持ち込みを認めているところとそうでないところがあります。持ち込みができる場合のメリットは、式場のマージンが入らないため費用を抑えられることです。
ただし、持ち込み料が別途発生するケースや、式場との調整が必要になるケースもあります。持ち込みを検討する際は、早めにプランナーへ確認することが大切です。
結婚式でタブーとされる花・使ってはいけない花はある?
日本の結婚式では、「椿・シクラメン・水仙・菊(特に白菊)」などは縁起が悪いとされ、避けるべき花とされています。椿は花ごとポトリと落ちることから「首が落ちる」を連想させ、菊は仏花として使われることが多いため、ブライダルでは避けるのが一般的です。
ただし、これは伝統的な考え方であり、最近はデザイン性を重視してシクラメンや菊を使う式も増えています。年配のゲストへの配慮として、お互いの両親に事前確認しておくと安心です。
装花はゲストが持ち帰ることはできる?
披露宴終了後に装花をゲストへプレゼントするカップルは多くいます。テーブルの花を持ち帰っていただく「花のプレゼント」は、ゲストへのサプライズとしても喜ばれます。
実施する場合は、司会者からアナウンスしてもらうか、テーブルにメッセージカードを置いておくとスムーズです。式場によっては対応できない場合もあるため、事前にプランナーへ確認しておきましょう。
メインテーブル装花の平均費用はいくら?
メインテーブル(高砂)の装花費用の相場は約5万円〜10万円です。式場の規模やランク・花材の種類によって大きく変わります。5万円以下になると花の量が少なくなりやすいため、コツ①〜⑩で紹介したような工夫を取り入れることが重要です。
予算が限られている場合でも、フローリストに正直に伝えることで最大限の提案をしてもらえます。「この予算で最もボリューム感のある仕上がりにしたい」と具体的にリクエストしてみてください。
まとめ:装花はアイデアと工夫次第でしょぼく見せずに節約できる
結婚式の装花は、費用が多ければ多いほどよいというものではありません。色の統一感・グリーンの活用・小物との組み合わせ・優先順位の設定など、工夫次第で限られた予算でも十分に素敵な空間を作ることができます。
大切なのは「どこにお金をかけてどこを抑えるか」という優先順位の判断と、フローリストとの丁寧なコミュニケーションです。予算を正直に伝え、参考写真を持参し、ドレスとのトータルコーディネートを意識することで、後悔のない装花を実現できます。
装花に関する後悔の多くは、費用ではなく「打ち合わせの準備不足」から生まれています。この記事で紹介したコツや節約術を参考に、あなたらしい式場の雰囲気づくりをぜひ楽しんでください。

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