「結婚式を挙げないって、どう思われるのかな…」と不安に感じているカップルは少なくないはずです。周りからの目線が気になって、ナシ婚を選んだことに後ろめたさを覚える方もいるかもしれません。
「結婚式挙げない奴って何なの」という言葉を検索してここにたどり着いたなら、自分たちの選択を肯定したい気持ちと、周囲からの視線への不安が入り混じっているのではないでしょうか。その気持ち、とてもよく分かります。
実は、結婚式を挙げないカップルは今や全体の約6割にのぼるというデータもあります。「挙げない=おかしい」という時代はとっくに終わっています。
この記事では、ナシ婚が増えている背景や本音の理由、よくある誤解の解消、メリット・デメリット、そして後悔しないための準備まで、実体験をもとにていねいにお伝えします。ぜひ最後まで読んで、ふたりらしい選択のヒントにしてください。
結論:結婚式を挙げないカップルは今や約6割!「ナシ婚」は珍しくない時代
「結婚式を挙げないなんて非常識」と言われた時代は、もはや過去の話になりつつあります。リクルートブライダル総研の調査によれば、結婚したカップルのうち結婚式・披露宴を実施した割合は年々低下しており、現在では結婚式を挙げないいわゆる「ナシ婚」を選ぶカップルが約6割にのぼるというデータも出ています。
つまり、今や結婚式を挙げるカップルのほうが少数派になりつつあるとも言えるのです。「みんな当然式を挙げるもの」というイメージはもはや実態とかけ離れているといえます。
ナシ婚が増えた背景には、単純な費用の問題だけでなく、価値観の多様化・結婚のスタイルの変化・コロナ禍の影響など、複合的な要因があります。特にコロナ禍以降は、大規模な集まりを避ける意識が定着し、ナシ婚や少人数婚がさらに一般化しました。
「ナシ婚=手抜き」「ナシ婚=愛情が薄い」というのは、完全な誤解です。結婚という大切な節目をどんな形で祝うかは、ふたりの価値観や状況によって違って当然。この記事では、そんな多様な選択肢を整理しながら、ナシ婚を選んだとき・悩んでいるときのリアルな情報をお届けします。
「結婚式挙げない」人が増えている理由とは?
ナシ婚を選ぶカップルが増えているのには、それぞれの事情があります。「なんとなく式を挙げなかった」というわけではなく、みなさん真剣に考えたうえでの選択です。よくある理由を一つひとつ見ていきましょう。
理由①:お金がかかる・経済的な負担が大きい
結婚式を挙げない最大の理由として多くのカップルが挙げるのが、費用の問題です。国内の結婚式・披露宴の平均費用は300万円前後といわれており、ご祝儀収入を差し引いても100万円以上の自己負担が発生することは珍しくありません。
新生活の準備や住まいへの費用、将来の子育て資金などを考えると、「式に数百万円かけるより、生活費に回したい」と思うのは当然の感覚です。特に20代後半から30代前半の共働きカップルにとっては、住宅ローンやマイカーの購入なども視野に入る時期。式の費用が家計に直結するリアルな問題として立ちはだかります。
理由②:準備が面倒・時間や手間がかかる
結婚式の準備は、想像以上に時間と労力がかかります。一般的に式場探しから当日まで6〜12ヶ月の準備期間が必要で、その間に打ち合わせ・衣装合わせ・招待状の発送・席次決め・演出の検討など、細かいタスクが山のように発生します。
仕事や育児で忙しい毎日を送っているカップルにとって、週末をすべて式の準備に費やすのは現実的に難しいことも。「式の準備でふたりの関係がギクシャクした」という話もよく聞きます。そういう意味では、準備の負担を避けることでふたりの関係を穏やかに保てるという側面もあります。
理由③:目立つのが恥ずかしい・注目を浴びるのが苦手
「みんなの視線が集まる場所に立つのが怖い」「感情が高ぶって泣いてしまいそうで恥ずかしい」という気持ち、人前に立つのが苦手な方には特に共感しやすい理由ではないでしょうか。
内向的な性格の方や、大勢の前に立つことへの強いプレッシャーを感じるカップルにとって、結婚式という場は大きな心理的ハードルになります。「自分の晴れ姿を披露することに意義を感じない」「ふたりで静かに祝いたい」というスタイルも、十分に尊重されるべき価値観といえます。
理由④:呼べる人がいない・人間関係に事情がある
「招待できる人が少なくて、小さな式しかできない」という理由で式を躊躇するカップルもいます。親族と疎遠になっていたり、友人関係が限られていたりする場合、招待客リストを作ること自体がストレスになることも少なくありません。
また、両家の関係が複雑だったり、再婚・バツありのケースでは、式を開くこと自体が難しいと感じる方もいます。こうした人間関係の事情は、外からは見えにくいものです。「呼べる人がいないから挙げない」という選択は、決して恥ずかしいことではありません。
理由⑤:授かり婚・妊娠中など体調・タイミングの問題
授かり婚(いわゆるできちゃった婚)の場合、妊娠中の体調を最優先に考えると、式の準備や長時間のイベントは難しい場面があります。妊娠初期はつわりがひどく、ドレスの試着や長時間の打ち合わせが体への負担になることも。
出産後に式を検討するカップルも多いのですが、育児が始まると準備のための時間はさらに取りにくくなります。「今でも難しい、産後はもっと難しい」という状況になり、結局そのままナシ婚になるパターンもよく見られます。
理由⑥:形式的な儀式に必要性を感じない
「ふたりさえ気持ちが通じ合っていれば、式という形式は必要ない」という価値観も増えています。「結婚の本質は入籍と日々の生活にある」と考えるカップルにとって、式はあくまでオプション。「やらなくていいなら、やらない」という選択はとても合理的な判断といえます。
このような考え方は、特に平成・令和世代に広がっているように感じます。「〜すべき」という固定観念より、「ふたりにとって何が大切か」を優先する思考は、時代の変化を反映しているといえるでしょう。
「結婚式挙げないやつ」に対してよくある誤解とホントのこと
ナシ婚に対しては、事実とは異なる思い込みで語られることも少なくありません。「結婚式はこういうもの」というイメージが、実情とかけ離れていることもあります。主な誤解を一つずつ解消していきましょう。
誤解①:結婚式はどうやってもお金がすごくかかる
「結婚式=300万円以上かかる」というイメージは確かに根強いですが、それはあくまで平均的な披露宴を想定した場合の話です。近年は少人数プランや格安ウェディングプランも充実しており、10〜30人規模のアットホームな式なら50〜100万円台で実現できるケースも増えています。
特にレストランウェディングや会費制スタイルを取り入れた式は、ゲスト一人あたりの費用を抑えやすく、ご祝儀との差額も出しやすい形式です。「お金がかかるから無理」と諦める前に、まずブライダルフェアに足を運んで見積もりを比較してみることをおすすめします。
誤解②:忙しいカップルが準備するのは無理
確かに準備には時間がかかりますが、最近はプランナーへの丸投げができるオールインクルーシブのプランや、最短3ヶ月で式を挙げられるスピードプランも増えています。式場によっては打ち合わせをオンライン対応にしているところも多く、平日夜や休日に柔軟に対応してもらえるケースもあります。
「準備が大変そう」という印象は、10年前の結婚式準備のイメージが残っているからかもしれません。式場の担当プランナーが多くの部分をサポートしてくれる現代の環境では、以前と比べて準備の負担は格段に軽減されています。
誤解③:結婚式はどれも同じで面白みがない
「チャペルで誓いを立てて、披露宴で余興があって…」という画一的な式のイメージを持っている方も多いですが、実際はかなり違います。ガーデンウェディング、アウトドア、ゲストハウス貸し切り、こだわりのフルコース料理…スタイルの選択肢は今やとても豊富です。
「式のイメージが古い」という方ほど、実際にブライダルフェアに参加してみると驚くことが多いようです。プランナーに「こんな式にしたい」と相談すると、想像以上にオリジナリティある提案が返ってくることもあります。
誤解④:自分たちばかりが目立つのが結婚式
主役が目立つのは確かですが、「全員の視線が常に自分に集中する」というわけではありません。披露宴の場はゲストとの歓談や食事を楽しむ時間も多く、意外と「自分たちを見せる」だけの場ではないのです。
少人数の家族婚やレストランウェディングであれば、アットホームな雰囲気の中でリラックスして過ごせる場合がほとんどです。「目立つのが苦手」という方は、まず少人数スタイルを検討してみるのが一つの手です。
誤解⑤:フォトウェディングだけで十分
フォトウェディングはとても素敵な選択肢ですが、「式の代わりになるか」というと少し話が違います。写真は残りますが、ゲストと一緒に過ごす時間・ドレスを着て歩く感覚・誓いの言葉を口にする体験は、フォトウェディングでは得られません。
「写真は残したけど、式を挙げた感じがしない」という声も実際にあります。フォトウェディングは「式の代替」というより「記念写真の充実」と捉えるのがおすすめです。目的と期待値を明確にしたうえで選択するとよいでしょう。
ナシ婚のメリット・デメリットを正直に解説
ナシ婚を選ぶかどうか迷っているとき、メリットとデメリットを客観的に整理することはとても大切です。どちらの面もきちんと理解したうえで判断できるよう、正直にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 【メリット】費用負担 | 100〜300万円の出費を抑えられる |
| 【メリット】精神的負担 | 準備ストレスや人間関係の調整が不要 |
| 【メリット】ゲスト負担 | 招待客の交通費・宿泊費・服装代の心配不要 |
| 【デメリット】実感・けじめ | 結婚への区切りや実感が薄れやすい |
| 【デメリット】親への配慮 | 親に晴れ姿を見せる機会がなくなる |
| 【デメリット】周囲の理解 | 親族・友人から理解されないケースがある |
ナシ婚のメリット・デメリットをまとめると、上表のようになります。費用面での大きなメリットがある一方で、「結婚した実感」や「親への晴れ姿」という感情的な面でのデメリットも見逃せません。以下でそれぞれを詳しく見ていきましょう。
【メリット】金銭的・精神的な余裕が生まれる
式を挙げないことで、費用の節約だけでなく精神的なゆとりも生まれます。結婚式の準備期間中は、ふたりの間で費用・演出・招待客をめぐる意見の食い違いからケンカになることが多く、ナシ婚はそのリスクを避けられるという大きなメリットがあります。
節約できた費用を新居の購入資金に回したり、海外ハネムーンに充てたりすることで、結婚生活のスタートをより豊かに切れる可能性が高まります。
【メリット】ゲストに負担をかけない
招待されたゲストは、ご祝儀・服装・交通費・美容代などで数万円単位の出費が発生します。遠方のゲストの場合、交通費・宿泊費を合わせると5〜10万円以上の負担になることもあります。
「呼ぶ側が悪い気がする」「友人に負担をかけたくない」という気持ちからナシ婚を選ぶカップルも実際にいます。ゲストへの配慮という観点では、ナシ婚は一つの優しい選択といえるかもしれません。
【メリット】招待客の人間関係で悩む必要がない
招待リストの作成は、実は式の準備の中で最もストレスの多いタスクの一つです。「職場の誰まで呼ぶか」「友人グループのバランスをどうするか」「両家の人数をそろえるか」など、細かい調整が際限なく出てきます。
ナシ婚なら、こうした人間関係の配慮に頭を悩ませる必要がなくなります。特に、両家の関係が複雑なカップルや職場の人間関係でストレスを感じている方にとって、このメリットは想像以上に大きいです。
【デメリット】結婚したことへの実感が湧きにくい
入籍だけでは「なんだか普段と変わらない」という感覚に陥るカップルは少なくありません。特に同棲していたカップルは、入籍後も生活の変化が少ないため、結婚という実感が薄くなりがちです。
式を挙げることで生まれる「ハレの場」の感覚、ゲストに祝福される体験、誓いの言葉を口にする緊張感…これらは式ならではのものです。こうした体験なしに結婚生活をスタートすることで、「あのとき式を挙げていたら」という後悔につながることもあります。
【デメリット】親に晴れ姿を見せられない
ナシ婚を後悔する理由として最も多いのが、「親に晴れ姿を見せられなかった」という声です。特に「母に純白のドレス姿を見せてあげたかった」という後悔は、後から取り返せないものになります。
自分はよくても、親の気持ちを後になって考えると…という後悔のパターンは多いです。ナシ婚を選ぶ際は、自分たちの意思だけでなく、親の気持ちも事前に丁寧に確認しておくことをおすすめします。
【デメリット】周りの理解を得られないことがある
「なんで式を挙げないの?」「せめてお披露目くらいしたら?」という声は、親族・友人から思いがけず出てくることがあります。特に年配の親族ほど、式を挙げることを当然と考えているケースが多いです。
周囲の反応は予測しにくいですが、事前に理由を丁寧に説明することで理解を得やすくなります。逆に何も言わないままでいると、後になってトラブルになることも。コミュニケーションの工夫が大切です。
【デメリット】けじめ・区切りのタイミングが生まれない
結婚式には「独身生活の終わり」「新しい家族の始まり」というけじめの側面があります。式を挙げないと、こうした心理的な区切りが生まれにくく、「結婚したのにまだ独身みたいな感覚」が続くカップルもいます。
特に子どもが生まれたあとに「やっぱり式を挙げておけばよかった」と感じる方も多いです。「けじめ」として式を捉えるなら、代わりになる何らかの儀式・イベントを意識的に作ることが、ナシ婚での後悔を減らす鍵になります。
結婚式を挙げないと後悔する?先輩カップルのリアルな声
「ナシ婚を選んで後悔しないか」という不安は、多くのカップルが感じるものです。実際のところ、先輩カップルたちはどう感じているのでしょうか。データと体験談をもとに見ていきましょう。
ナシ婚希望だったが実際に式を挙げてみたら「やってよかった」
「最初は式を挙げるつもりなんてなかった」という方が、ブライダルフェアに参加してみたことで気持ちが変わったというケースは珍しくありません。実際に会場を見て、プランナーに相談して、ウェディングドレスを試着してみると、「なんかやってみたくなった」という感覚が芽生えることがあります。
式を挙げた人の多くが「やってよかった」と感じている背景には、式の場で得られる感動体験が予想を超えていた、という体験が積み重なっています。「やってみて損した」と後悔している人は非常に少ないのも事実です。
約9割のナシ婚派花嫁が「結婚式を挙げて良かった」と回答
ゼクシィが実施した調査によると、もともとナシ婚希望だったが実際に式を挙げた花嫁の約9割が「式を挙げてよかった」と答えているというデータがあります。
この数字はかなり衝撃的です。「式なんていらない」と思っていた人の9割が、やってみたら満足している。この事実は、ナシ婚を選ぼうとしているカップルにとって、一度立ち止まって考えてみるきっかけになるのではないでしょうか。もちろん、それでもナシ婚を選ぶことは個人の自由ですが、「経験した人の声」として知っておく価値はあります。
結婚式を挙げたカップルのほうが離婚率が低いという話は本当?
「式を挙げたカップルのほうが離婚率が低い」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。これには一定の根拠があり、式という公式な場で誓いを立てることが心理的なコミットメントを高めるという研究報告が海外にあります。
ただし、これは「式を挙げれば離婚しない」という意味ではありません。あくまで傾向であり、「式を挙げることで覚悟や責任感が増す」という心理的効果を示唆しているに過ぎません。ナシ婚のカップルでも、誠実に向き合い続ければ何の問題もないのは言うまでもないことです。
結婚式を挙げない代わりにできること7選
ナシ婚を選ぶにしても、「何もしない」のと「何か形を残す」のでは満足度が大きく変わります。費用を抑えながら思い出を作れる方法を7つ紹介します。
| 方法 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| フォトウェディング・前撮り | 5〜30万円 | 写真・映像で一生残る記念が作れる |
| 親族のみ食事会 | 5〜20万円 | 少人数でアットホームに報告できる |
| 1.5次会・お披露目パーティー | 20〜60万円 | 友人へのお披露目が気軽にできる |
| ふたりだけの挙式(海外・リゾート) | 20〜80万円 | ふたりの時間を大切にした挙式が実現 |
| 新婚旅行の豪華化 | 20〜100万円 | 式費用をそのまま旅行に充てられる |
| 結婚指輪・婚約指輪へのこだわり | 10〜50万円 | 一生手元に残る記念品として満足感が高い |
| 入籍のみ・新生活費用に充てる | 0円〜 | 最もシンプルで自由度が高い |
これらの選択肢は組み合わせることもできます。たとえば「フォトウェディング+親族のみ食事会」なら合計30万円前後で収まることも多く、費用を大きく抑えながらも形と思い出を残せます。以下でそれぞれを詳しく説明します。
①フォトウェディング・前撮りで思い出を残す
ウェディングドレスや和装に身を包んで、プロのカメラマンに撮影してもらうフォトウェディング。式を挙げないカップルに最も選ばれているスタイルの一つです。ロケーション・スタジオ・海外など撮影場所の選択肢も豊富で、費用はプランにもよりますが5〜30万円前後が相場です。
「ドレスを着たかったけど式は挙げたくない」という方には特におすすめ。映像撮影もセットにしておけば、将来子どもに見せる思い出の映像としても残せます。
②少人数の親族のみ食事会を開く
両家の親族だけを集めたお食事会スタイルも人気です。レストランの個室を予約して、ふたりの結婚報告と家族同士の顔合わせを兼ねることができます。費用は1人あたり5,000〜15,000円のコース料理が一般的で、両家合わせて10〜20万円ほどに収まるケースが多いです。
「式は挙げないけど、親には晴れ姿を見せたい」という場合は、この食事会でドレスや和装を着用するのも一つの方法です。
③1.5次会・お披露目パーティーを開催する
披露宴ほど堅苦しくなく、二次会ほどカジュアルでもない「1.5次会」は、友人や職場の方へのお披露目に適したスタイルです。立食パーティー形式やレストランウェディング形式でアレンジしやすく、会費制にすることでご祝儀の負担を軽減できます。
「式はしないけど、友人にも祝ってほしい」という気持ちを形にできるのが1.5次会の魅力。演出の自由度も高く、ふたりらしい個性を出しやすい形式といえます。
④ふたりだけの挙式(海外・リゾート婚)
ゲストを招かず、ふたりだけで誓いを立てる挙式スタイルです。ハワイやバリ、グアムなどのリゾート地、または国内なら沖縄や京都などが人気スポットとして知られています。
「誓いは立てたいけど、大勢の前は嫌」という方にぴったりなスタイルです。帰国後に食事会を開いてゲストに報告するパターンもよくあります。
⑤新婚旅行(ハネムーン)を豪華にする
式の費用を丸ごとハネムーンに充てるという選択は、旅行好きのカップルには魅力的です。ビジネスクラス使用・高級リゾートホテル宿泊・長期滞在など、普段では考えられないような旅が実現します。
「式に300万かけるより、ふたりで豊かな時間を過ごしたい」というカップルには非常に合理的な選択です。写真もたくさん残りますし、一生の思い出になります。
⑥結婚指輪・婚約指輪にこだわる
毎日身につけるものだからこそ、指輪にこだわるのも一つの選択です。式を挙げる予算を指輪・婚約指輪に振り分けることで、長く使える高品質な一品を手に入れられます。
「手元を見るたびに結婚を実感できる」という声も多く、日常の中で結婚の記念を感じられるアイテムとしての満足度は高いです。ハンドメイドの指輪制作体験も人気で、ふたりで作る特別な時間を設けることも可能です。
⑦入籍のみで新生活の費用に充てる
「記念より実」という考え方で、入籍のみで式・写真・パーティーのすべてをカットする選択です。節約したお金をそのまま住居や家電、将来の教育費に充てられます。
この選択は否定されるものではまったくありません。ただ、「のちのち何か形に残せばよかった」という後悔を防ぐために、たとえばふたりで特別なレストランへ記念ディナーに行く、といった小さな節目を作ることをおすすめします。
ナシ婚でも後悔しないためにやっておくべきこと
ナシ婚を選んだとしても、いくつかのことを丁寧に対応しておくことで、後悔やトラブルを大幅に減らせます。後回しにしがちな4つのポイントをまとめました。
両親・親族への丁寧な報告と説得のコツ
ナシ婚に最も反対するのは、多くの場合、両親・親族です。「なんで式を挙げないの?」という問いへの答えを、きちんと準備しておく必要があります。「入籍だけにします」と一方的に報告するのではなく、理由を丁寧に伝え、代わりに顔合わせ食事会や少人数パーティーを提案するとスムーズに進みやすいです。
特に「ドレス姿を見せてほしかった」という親の気持ちには、フォトウェディングを提案することで和らぐことが多いです。親の感情を否定せず、「代わりにこうするね」という提案型のコミュニケーションが鍵になります。
友人・職場への結婚報告の仕方(電話・ハガキ・メール)
式を挙げない場合でも、友人や職場への結婚報告は丁寧に行うことが大切です。入籍から2〜3ヶ月以内を目安に、身近な人から順番に報告するのが一般的なマナーとされています。
報告の手段は相手との関係性に合わせて選びましょう。
- 仲の良い友人:電話または直接会って報告
- 普通の知人・職場の同僚:メッセージアプリや職場での口頭報告
- 遠方の親族・お世話になった方:結婚報告はがき(入籍後1〜2ヶ月以内)
はがきでの報告は、特に丁寧な印象を与えます。手書きの一言を添えるだけで、受け取った相手に気持ちが伝わりやすくなります。報告が遅れると「なんで教えてくれなかったの?」という気持ちを生んでしまうので、なるべく早めの行動を心がけましょう。
ご祝儀・結婚祝いをいただいた場合のマナーとお返し
式を挙げないと「ご祝儀を贈るべきか迷う」と感じる友人も出てきます。それでも気持ちとして贈り物や現金を用意してくれた方には、しっかりとお返しの対応をすることが大切です。
いただいた金額の3分の1〜半額程度の内祝いを、いただいてから1ヶ月以内に贈るのがマナーの基本です。内祝いには、カタログギフト・スイーツ・食品など相手が喜びそうなものを選びましょう。贈る際には、お礼のメッセージカードを添えると誠意が伝わります。
結婚のけじめとして顔合わせ食事会を活用する
式を挙げない場合でも、両家の初顔合わせとなる「顔合わせ食事会」は必ず行うことをおすすめします。これはナシ婚においても、家族同士が正式に挨拶できる唯一の機会になります。
レストランやホテルの個室で、両家の親・兄弟姉妹が揃ってコース料理を楽しむスタイルが一般的です。費用は1人あたり8,000〜15,000円程度が目安で、合計でも3〜6万円ほどに収まることが多いです。この顔合わせを「けじめの場」として大切にすることで、式がなくても「正式に結婚した」という実感と周囲への安心感が生まれます。
まとめ:「結婚式挙げない」は悪いことじゃない!大切なのはふたりが納得できる選択
「結婚式を挙げないなんて非常識」という言葉は、もはや時代にそぐわない考え方になりつつあります。今や約6割のカップルがナシ婚を選んでおり、その背景には経済的な理由・体調・価値観の多様化など、さまざまな事情があります。
ただ、この記事を通じてお伝えしたかったのは「ナシ婚を肯定すること」だけではありません。「式を挙げた人の約9割が満足している」というデータがある一方で、「ナシ婚でも代わりの形で幸せを作っている人もいる」という現実もあります。どちらが正解ということはなく、大切なのはふたりが心から納得できる選択をすることです。
ナシ婚を選ぶなら、両親への丁寧な報告・友人への報告はがき・内祝いのマナー・顔合わせ食事会など、やっておくべきことはしっかり押さえておきましょう。それだけで後悔の多くは防げます。
式を挙げるかどうか迷っているなら、まずブライダルフェアに参加してみることをおすすめします。見て・感じて・体験してみることで、自分たちの答えが見えやすくなります。費用の相場感を知るだけでも、選択肢が広がるはずです。
結婚というスタートラインは、どんな形であれ、ふたりが一緒に歩み始める日から始まります。式のスタイルがどうあれ、大切なのはふたりの気持ちです。この記事が、あなたとパートナーにとってベストな選択の参考になれば幸いです。

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