結婚式の準備を進めていると、「ウェディングケーキって、いったいいくらかかるの?」という疑問が必ず出てきますよね。
式場のパンフレットを見ても、金額の幅が広すぎてピンとこなかったり、オプションが多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまったりすることも多いのではないでしょうか。
私自身も式場のブライダルフェアを10件以上まわるなかで、ウェディングケーキの値段の仕組みがよくわからなくて困った経験があります。生ケーキとイミテーションケーキの違いも最初はよく知らなかったし、「こんなに種類があるの?」と驚いた記憶があります。
この記事では、ウェディングケーキの値段相場から料金が決まる仕組み、種類別のメリット・デメリット、費用を抑えるテクニックまで、実体験をもとに丁寧に解説していきます。
結婚式のケーキで「思ったより高くついた…」と後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。ケーキ選びがぐっとラクになるはずです。
【結論】ウェディングケーキの値段相場は1人あたり800円〜1,500円
総額の目安は「1人あたりの値段 × ゲスト人数」で計算できる
ウェディングケーキの値段は、まず「1人あたりの料金 × ゲスト人数」という計算式で大まかな目安を出すのが基本です。
一般的な相場は1人あたり800円〜1,500円程度で、式場によっては2,000円を超えるケースもあります。この金額にはケーキ本体の製造費や装飾費が含まれることがほとんどですが、ケーキカット料や搬入料などが別途かかる式場もあるため、総額を把握するには明細をきちんと確認することが大切です。
1人あたりの単価が変わるだけで、ゲスト人数が多い場合は数万円単位の差が生まれます。予算組みの段階で「おおよそいくらかかるか」を把握しておくと、その後の打ち合わせもスムーズに進められます。
ゲスト60人なら5万〜9万円が平均的な予算感
具体的な金額感をイメージしやすいよう、ゲスト人数別の目安をまとめました。
| ゲスト人数 | 1人800円のケース | 1人1,500円のケース |
|---|---|---|
| 30人 | 約2万4,000円 | 約4万5,000円 |
| 50人 | 約4万円 | 約7万5,000円 |
| 60人 | 約4万8,000円 | 約9万円 |
| 80人 | 約6万4,000円 | 約12万円 |
| 100人 | 約8万円 | 約15万円 |
ゲスト60人の場合、5万〜9万円が平均的な予算の目安です。ただしこれはあくまでケーキ本体の金額であり、段数や装飾によってはさらに上乗せされることがあります。
たとえばシンプルな2段ケーキと、フレッシュフラワーをたっぷり飾った3段ケーキでは、同じゲスト人数でも数万円の差が出ることも珍しくありません。ゲスト人数が多くなるほど単価の違いが総額に直結するため、早めに式場のプラン内容を確認しておくことをおすすめします。
ウェディングケーキの値段が決まる仕組み
基本は「1人あたりの値段 × ゲスト人数」で算出される
ウェディングケーキの料金体系は、一般のケーキショップとは少し異なります。式場やケーキ業者によって多少の違いはありますが、基本的には「1人あたりの単価 × ゲスト人数(試食提供人数)」で本体料金が算出される仕組みになっています。
これは結婚式のケーキがゲスト全員に配膳されることを前提に作られているためです。ゲストが多いほど必要なケーキの量も増えるので、自然と総額も上がっていきます。式場によっては最低人数保証(例:30人分以上から注文可能)が設けられている場合もあるため、少人数婚の方は事前に確認が必要です。
段数が増えるほど値段は上がる
ウェディングケーキは段数によって見た目の印象が大きく変わりますが、当然ながら段数が増えると料金も上がります。
| 段数 | 見た目の特徴 | おおよその追加費用の目安 |
|---|---|---|
| 1段 | シンプル・コンパクト | 基本料金のみ |
| 2段 | ベーシック・バランスが良い | +5,000円〜1万5,000円程度 |
| 3段 | 豪華・存在感あり | +1万〜3万円程度 |
| 4段以上 | 非常に華やか・会場映えする | +3万円以上になるケースも |
段数を1段増やすごとに数万円の追加費用がかかることも多く、予算オーバーの原因になりやすい部分です。写真映えを重視して段数を増やしたいという気持ちはよくわかりますが、費用対効果を考えると「ケーキトッパーで高さを演出する」など別の方法を検討するのもひとつの手です。段数は予算を決める前に早めにシミュレーションしておくことをおすすめします。
デザイン・装飾の複雑さで料金が大きく変わる
ケーキのデザインや装飾の複雑さも、料金に大きく影響する要素のひとつです。シンプルなホワイトクリームのケーキと、細かいレースや糖細工(シュガークラフト)を施したケーキでは、同じサイズでも費用が数万円単位で変わることがあります。
手作業で仕上げる装飾が多いほど職人の作業時間がかかり、その分だけコストが上がる仕組みです。オーダーメイドのデザインを希望する場合は特に、デザイン料が別途かかるケースもあります。
フルーツ・花などのトッピングオプションも費用に影響する
ケーキ本体のほかに、フルーツや生花・プリザーブドフラワーなどのトッピングオプションを選ぶと、別途料金が加算されます。たとえばいちごやマンゴーなどのフレッシュフルーツを大量に飾る場合、季節や種類によっては数千円〜1万円以上の追加費用が発生することもあります。
旬のフルーツを選ぶと比較的コストを抑えやすく、旬でない時期の食材は価格が高くなる傾向があります。生花を使う場合も、花の種類によって費用が変わります。バラやピオニーは高めで、グリーンや小花をミックスするとコストを抑えやすいといわれています。
ケーキカット・サービス料などの隠れ費用に注意
式場でウェディングケーキを注文する際に見落としがちなのが、ケーキカット料・サービス料・搬入料などの「隠れ費用」です。ケーキ本体の金額だけを見て「思ったより安い」と感じたとしても、これらが加算されると総額が想定より高くなることがあります。
具体的には、以下のような費用が加算されるケースがあります。
- ケーキカット料(1皿あたり200円〜500円程度)
- 持ち込み料(外部パティシエのケーキを持ち込む場合)
- 冷蔵・搬入管理費
- サービス料(飲食代に10〜15%が加算されることも)
見積もりを確認するときは「ケーキに関連する費用はすべて含まれていますか?」と式場のプランナーに確認するのがおすすめです。細かい項目まで確認しておくことで、後から「こんなお金がかかると思わなかった」という事態を防げます。
【種類別】ウェディングケーキの相場とメリット・デメリット
生ケーキの相場とメリット・デメリット
生ケーキは実際に食べられるリアルなケーキで、ウェディングケーキの定番スタイルです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 相場(1人あたり) | 800円〜1,500円程度 |
| メリット | ゲストに食べてもらえる・ファーストバイト演出ができる・見た目も本格的 |
| デメリット | 時間が経つと見た目が劣化しやすい・高温に弱い・コストが高め |
生ケーキは「ケーキをゲストと一緒に楽しみたい」「おすそ分けのひとときを大切にしたい」というカップルに最も選ばれているタイプです。ファーストバイトや入刀など、ウェディングの定番演出にも自然に対応できます。
一方でデメリットとして挙げられるのが、時間経過による見た目の変化です。式場の温度管理によってはクリームが溶けたり崩れたりすることもあるため、式の途中でケーキが登場するタイミングには注意が必要です。
イミテーションケーキの相場とメリット・デメリット
イミテーションケーキは、発泡スチロールや樹脂などで作られた「見せるための偽物ケーキ」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 相場 | 3万〜8万円程度(レンタル・購入によって異なる) |
| メリット | 長時間飾っても崩れない・コスト削減できる・サイズや段数の自由度が高い |
| デメリット | ゲストに食べてもらえない・本体の食べ物が別途必要になる |
イミテーションケーキは、見た目の豪華さを保ちながら費用を大幅に抑えたいカップルに向いている選択肢です。生ケーキの代わりに使うことで、その分の予算を料理や演出に充てることができます。ただし、ゲストへのデザートは別途用意する必要があるため、その費用も含めてトータルで比較することが大切です。
クロカンブッシュ・マカロンタワーの相場とメリット・デメリット
クロカンブッシュはシュークリームを積み上げたフランス伝統の祝いのお菓子で、マカロンタワーはマカロンを円錐状に積み重ねたスタイルです。どちらもケーキとは異なる見た目の華やかさが魅力です。
相場はクロカンブッシュが3万〜7万円程度、マカロンタワーが2万5,000円〜6万円程度が目安です。ゲストへのプチギフトとして個別に配布できる点がユニークな魅力で、「ケーキにこだわらず個性を出したい」というカップルに選ばれています。
デメリットとしては、「ケーキ入刀」の演出ができないこと、また式場によっては取り扱いがない場合もある点が挙げられます。事前に式場に確認しておくことをおすすめします。
シュガーケーキの相場とメリット・デメリット
シュガーケーキはシュガークラフト(砂糖細工)で装飾された本格的な芸術品のようなケーキです。写真映えを重視するカップルから根強い人気があります。
相場は1段あたり3万〜8万円程度で、複数段になると10万円を超えることもあります。細かいレースや花のモチーフなど、ハンドメイドで仕上げる装飾に職人の技術と時間がかかるため、価格は生ケーキより高めになりやすい傾向があります。
シュガーケーキは見た目の完成度が非常に高い反面、ケーキ自体の味はスポンジ部分があっさりしていることも多く、食べることよりも「飾る・写真に残す」目的で選ばれるケースが多いです。
ネイキッドケーキ・ドリップケーキなど最新トレンドの相場
近年人気が高まっているのが、クリームをあえて塗らないスタイルのネイキッドケーキや、チョコレートを垂らしたようなデザインのドリップケーキです。どちらもナチュラルでおしゃれな見た目が特徴で、ガーデンウェディングやカジュアルな結婚式との相性が抜群です。
相場は生ケーキと同程度の1人あたり800円〜1,500円程度が目安ですが、フレッシュフラワーを大量に使ったり特殊な装飾を加えたりすると追加費用が発生します。シンプルなデザインを選べばコストを抑えやすく、節約しながらトレンドを取り入れたいカップルにも選びやすいスタイルです。
人気のウェディングケーキデザインと値段の関係
フルーツデコレーションケーキの値段目安
フレッシュなフルーツをたっぷり飾ったフルーツデコレーションケーキは、見た目の鮮やかさと食べやすさが人気の理由です。値段の目安は1人あたり1,000円〜1,500円程度で、使用するフルーツの種類や量によって変動します。
季節のフルーツ(いちご・桃・ぶどうなど)を使うと比較的コストが抑えられますが、トロピカルフルーツや高級フルーツを多く使う場合は単価が上がりやすい傾向があります。
フラワーデコレーションケーキの値段目安
生花やプリザーブドフラワー、糖細工の花を飾ったフラワーデコレーションケーキは、エレガントで上品な印象を与えます。生花を使う場合は式当日のケーキ搬入タイミングで花を飾り付けることが多く、1人あたり1,000円〜2,000円が目安です。
生花の種類によっても費用は変わります。薔薇やピオニーは人気が高い反面、コストも高め。グリーンやスプレーマムなどを組み合わせることで、見栄えを保ちつつ費用を抑えることができます。
ホワイト・シンプルケーキの値段目安
白を基調としたシンプルなケーキは、上品かつ飽きのこないデザインとして今も根強い人気があります。装飾を最小限にすることでコストを抑えやすく、1人あたり800円〜1,000円前後に収まることが多いです。
シンプルなデザインだからこそ、ケーキトッパーや飾り方で差別化できます。たとえばゴールドのトッパーを添えたり、テーブル周りの花と統一感を持たせたりするだけで、シンプルでも華やかな印象に仕上げることができます。
ブラッシュストローク・ペイントケーキの値段目安
ブラッシュストロークケーキは、刷毛で色を刷き込んだようなアートペイントが施されたスタイルです。海外の結婚式からトレンドが広がり、日本でも近年人気が高まっています。相場は1人あたり1,200円〜1,800円程度で、ペインティングの量や複雑さによって変動します。
デザインの独自性が高いため、フルオーダーで依頼する場合はデザイン料が加算されることもあります。オリジナリティを重視したいカップルには特に魅力的なスタイルといえます。
スクエア型・変形ケーキの値段目安
一般的な丸型ではなく、スクエア(四角形)や六角形などの変形ケーキも近年人気が出ています。形が特殊なものほど製造コストや手間がかかるため、相場は1人あたり1,200円〜2,000円程度と少し高めになる傾向があります。
スクエアケーキはモダンでスタイリッシュな印象を与え、インテリア感覚でケーキを楽しみたいカップルに選ばれています。ただし取り扱える職人や式場が限られる場合もあるため、早めに確認・相談することをおすすめします。
ウェディングケーキの値段を抑える節約テクニック7選
段数を減らしてケーキトッパーで高さを演出する
段数が増えると一気に費用が跳ね上がるため、段数を2段以内に抑えてケーキトッパーで高さと華やかさを演出するのは、コスパの高い節約方法のひとつです。
ケーキトッパーとはケーキの上に飾る飾り物のことで、イニシャルレターやフィギュア、フラワーなどさまざまなデザインがあります。通販サイトで1,000円〜5,000円程度で購入できるものも多く、段数を増やすよりも費用を大幅に抑えられます。
イミテーションケーキを活用して大幅コストカット
先述のとおり、イミテーションケーキを活用するとケーキにかかる費用を大幅に削減できる可能性があります。生ケーキの代わりにイミテーションケーキを飾り、ゲスト用のデザートは別途小分けのカップデザートやタルトを用意するという方法が人気です。
生ケーキと比べてケーキ本体の費用が数万円単位で節約できるケースもあります。ただし、イミテーションケーキの取り扱いがない式場もあるため、まず式場に確認することが先決です。
フルーツは旬のものや一部だけに限定する
フルーツデコレーションを希望しているなら、旬のフルーツに絞るか、飾る量を一部に限定するだけでもコストを下げることができます。たとえば「ケーキのてっぺんにだけいちごをのせる」「季節のベリーを少量散らす」といった控えめな使い方でも、十分に華やかに見せることができます。
旬の食材は市場価格が下がる時期に仕入れコストが抑えられるため、式場やパティシエに「旬のフルーツで提案してほしい」とリクエストするのもひとつの方法です。
装飾をシンプルにして素材の美しさを活かす
複雑な装飾を省いてシンプルなデザインにすることで、職人の作業工数が下がり費用を抑えられます。シンプルなホワイトケーキに少量の花やグリーンを添えるだけでも、上品で素敵な仕上がりになります。
「シンプルなのに安っぽく見えてしまうかも」という心配は、会場の照明やテーブルコーディネートとの組み合わせで十分カバーできます。装飾を抑えた分をテーブルフラワーに予算を充てる方もいて、全体の雰囲気として豪華に見えるという声もよく聞きます。
コース料理のデザートと組み合わせてケーキを小さくする
コース料理にデザートが含まれている場合、ウェディングケーキのサイズを小さくする(ゲスト全員分の量を用意しない)という方法があります。ケーキは演出用として飾るだけにして、食べるデザートはコースのデザートに任せるという考え方です。
この場合、ケーキは「ケーキ入刀・ファーストバイト演出用」として最低限のサイズに抑えることができ、費用を大幅に節約できるケースもあります。式場によっては「演出用ケーキプラン」として小さめのサイズで設定してくれることもあるため、相談してみることをおすすめします。
式場提携外のパティシエ・持ち込みの活用と注意点
式場のケーキは割高になりやすいため、外部のパティシエや製菓店に依頼して持ち込む方法も選択肢のひとつです。ただしこの場合、式場によっては持ち込み料(1品につき5,000円〜2万円程度)が発生することがあります。
持ち込み料を払っても総額が安くなるかどうかは、事前にしっかり計算する必要があります。また衛生管理や搬入タイミングの調整など、式場との連携が必要なため、プランナーに早めに相談・確認することが大切です。
バースデーケーキとして外部注文する裏ワザ
「ウェディングケーキ」として注文すると価格が高くなりがちな業者もあるため、同様のデザイン・サイズのケーキをバースデーケーキとして注文するとコストを抑えられる場合があります。これはいわゆる「結婚式プレミアム」と呼ばれる価格設定の差を利用した方法です。
ただし、式場での衛生基準や搬入ルールに沿った業者に依頼する必要があるため、この方法を取る場合も必ず式場側に確認・承認を得てから進めることが前提です。無断で持ち込むとトラブルになる可能性があるため注意してください。
イミテーションケーキを選ぶときの注意点
イミテーションケーキとは?偽物ケーキの特徴を解説
イミテーションケーキとは、実際には食べられない素材(発泡スチロール・樹脂・シリコンなど)で作られた「見た目だけのケーキ」のことです。外見は本物のケーキとほぼ変わらないほど精巧に作られているものも多く、会場に飾った状態では区別がつかないレベルの完成度を持つものもあります。
イミテーションケーキは「演出としてのケーキ」を最大限に活かしつつ、費用を抑えたいカップルに選ばれることが増えています。式場によっては自前のイミテーションケーキをレンタルしているところもあり、その場合はレンタル料だけで済むケースもあります。
イミテーションケーキのメリット|見栄えを保ちながら費用を削減
イミテーションケーキの最大のメリットは、長時間飾っても見た目が崩れないことです。生ケーキは時間の経過とともにクリームが垂れたり形が崩れたりすることがありますが、イミテーションケーキはそういった心配が一切ありません。
また式の時間が長くなっても形を保つため、写真撮影のタイミングを気にしなくて済みます。費用の面でも、式場のケーキプランを使わない分コストダウンできるケースが多く、浮いた費用を他の演出や料理に回せるのも魅力です。
イミテーションケーキのデメリット|ゲストへのおすそ分けができない
デメリットとして最も大きいのは、ゲストにケーキを食べてもらえないという点です。「ケーキを一緒に食べる」という体験を大切にしたいカップルには向かないスタイルといえます。
ゲストへのデザートを別途用意する必要があるため、その分の費用を忘れずに見積もりに含めておくことが大切です。たとえば小分けのカップスイーツやタルトをゲスト全員分用意する場合、人数によっては想定以上のコストがかかることもあります。トータルで生ケーキより安くなるかどうかを冷静に計算してから決めましょう。
ファーストバイト演出はイミテーションケーキでもできる?
結論からいうと、ファーストバイト演出はイミテーションケーキでも行える式場がほとんどです。イミテーションケーキは食べられないため、実際には「切れ込みを入れたふり」や「別に用意した小さな本物のケーキで演出する」という方法が取られることが一般的です。
式場によって対応方法が異なるため、事前にどのような演出ができるのかをプランナーに確認しておくことをおすすめします。サプライズ演出や特殊な演出を希望する場合は、早めに相談しておくとスムーズです。
式場にイミテーションケーキがあるか事前に確認しよう
イミテーションケーキは全ての式場で取り扱っているわけではありません。扱っていない式場では「イミテーションは用意できない」と言われることもあります。また、持ち込みの場合は持ち込み料の有無や衛生基準の確認が必要です。
ブライダルフェアや式場見学の際に「イミテーションケーキの取り扱いはありますか?」と確認しておくと、後から慌てる心配がなくなります。選択肢を広げるためにも、早い段階で確認しておくことが大切です。
ウェディングケーキのオーダー方法と選び方のステップ
Step1|生ケーキかイミテーションケーキかを決める
まず最初に決めるべきことは、生ケーキにするかイミテーションケーキにするかです。「ゲストに食べてもらいたいか」「演出重視か」「予算をどれくらいかけられるか」という3つの観点から考えると、方向性が定まりやすくなります。
どちらにするか迷っている場合は、まず予算の上限を決めてから判断するのがおすすめです。生ケーキを選んだとしてもシンプルなデザインにすれば費用を抑えられますし、イミテーションケーキを選んでもデザートを別途用意すれば費用がかさむこともあります。
Step2|ケーキの形・サイズ・段数を決める
生ケーキかイミテーションかを決めたら、次にケーキの形(丸型・スクエア型・変形)、サイズ、段数を決めていきます。ゲスト人数に対して適切なサイズを式場のプランナーやパティシエに相談しながら決めると安心です。
段数は見た目の豪華さに直結しますが、費用にも大きく影響します。予算と見た目のバランスを考えながら決めることが大切です。
Step3|テーマ・コンセプト・カラーを決める
ケーキのデザインは式全体のテーマやコンセプトに合わせて決めると統一感が生まれます。たとえばナチュラルウェディングならネイキッドケーキ、クラシックウェディングならホワイトのシュガーケーキ、といった形で選ぶとコーディネートが自然にまとまります。
好きなデザインのケーキ画像をSNSで集めておき、打ち合わせ時に見せると伝わりやすいです。言葉だけで説明するよりも、ビジュアルで共有するほうがイメージのズレが起きにくいでしょう。
Step4|装飾や材料・演出を決める
テーマが決まったら、具体的な装飾の素材(生花・シュガークラフト・フルーツなど)や演出(ケーキ入刀・ファーストバイトなど)を決めていきます。装飾の内容は費用に直結するため、この段階で一度見積もりを出してもらい、予算内に収まるかを確認しておくことをおすすめします。
装飾の変更や追加は後からでも対応してもらえることがありますが、直前になるほど変更が難しくなります。打ち合わせのできるだけ早い段階でおおまかな方向性を決めておきましょう。
式場プランから選ぶ方法とフルオーダー・セミオーダーの違い
ウェディングケーキの注文方法には大きく「式場プランから選ぶ方法」「セミオーダー」「フルオーダー」の3種類があります。
| 注文方法 | 特徴 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 式場プランから選ぶ | 式場が用意したカタログから選ぶ。手間が少ないが選択肢は限られる | プランに含まれることが多い |
| セミオーダー | ベースのデザインに一部カスタマイズを加える。バランスが良い | +1万〜3万円程度 |
| フルオーダー | デザインを一から決められる。最も自由度が高い | +5万円以上になることも |
初めてウェディングケーキを選ぶ方には、まず式場プランの選択肢を確認してから、足りなければセミオーダーやフルオーダーを検討するという順番がおすすめです。フルオーダーは費用が高くなりますが、世界にひとつだけのケーキを作れるという特別感があります。
打ち合わせのベストタイミングと準備しておくものリスト
ウェディングケーキの打ち合わせは、一般的に挙式の3〜6ヶ月前に行われることが多いです。この時期に大まかなデザインや方向性を決め、1〜2ヶ月前に最終確認をするという流れが一般的です。
打ち合わせの際に準備しておくと便利なものをまとめました。
- 参考にしたいケーキの画像(SNSやピンタレストで集めておく)
- 式のテーマ・カラースキームのメモ
- おおよそのゲスト人数
- ケーキにかけられる予算の上限
- ファーストバイトなど希望する演出のリスト
参考画像を複数枚準備しておくと、プランナーやパティシエとのコミュニケーションがスムーズになります。「こういう雰囲気は好き」「これは好みではない」という情報も共有しておくと、仕上がりのイメージを合わせやすくなります。
ウェディングケーキに関するよくある疑問Q&A
ウェディングケーキの持ち込みは可能?持ち込み料の相場は?
結論として、式場によって異なりますが持ち込み可能な式場は一定数あります。ただし多くの式場では持ち込み料が発生し、相場は5,000円〜2万円程度が目安です。持ち込みが認められない式場もあるため、契約前に確認しておくことが重要です。
持ち込みを検討している場合は、式場との契約時に「ケーキの持ち込みは可能か」「持ち込み料はいくらか」「搬入の条件や手順はどうなっているか」を必ず確認するようにしましょう。衛生面での条件(特定の保健所許可が必要など)を設けている式場もあります。
少人数婚・アットホーム婚向けのケーキ選びのコツは?
少人数婚の場合、大きなケーキを用意する必要がなくなるため、デザイン性が高い小さめのケーキを選びやすくなります。人数が少ない分、1段のこだわりケーキや手作り感のある可愛らしいデザインが式の雰囲気にも合いやすいです。
アットホームな雰囲気を大切にしたいなら、ネイキッドケーキやフルーツをたっぷり飾ったカジュアルなスタイルもよく似合います。「少人数だから小さいケーキしかできない」ということはなく、むしろ人数が少ないからこそ好きなデザインを自由に選べるというメリットがあります。
ケーキトッパーやマカロンタワーで華やかさをプラスするには?
ケーキそのものをシンプルにしても、トッパーやサイドアイテムをうまく活用することで華やかさを演出できます。ケーキトッパーは通販でさまざまなデザインが購入でき、1,000円〜5,000円程度で手に入るものも多いです。
マカロンタワーをケーキの横に添えるスタイルも人気で、ケーキとタワーを組み合わせることでテーブル全体の見栄えがぐっと上がります。コストをかけずに見た目のインパクトを高めるには、ケーキ周りの小物や装飾アイテムを賢く活用するのが一番効果的な方法です。
まとめ|ウェディングケーキの値段を理解して理想のケーキを選ぼう
ウェディングケーキの値段は、1人あたり800円〜1,500円が基本的な相場で、ゲスト60人なら5万〜9万円程度が目安になります。ただし段数・デザイン・装飾・オプションによって大きく変動するため、「本体料金だけ」で判断せず、関連費用も含めてトータルで確認することが大切です。
種類も豊富で、生ケーキ・イミテーションケーキ・クロカンブッシュ・シュガーケーキ・ネイキッドケーキなど、スタイルによって相場やメリット・デメリットがそれぞれ異なります。ゲストに食べてもらうことを重視するなら生ケーキ、費用を抑えつつ見栄えを重視するならイミテーションケーキ、といった形で自分たちの優先順位に合わせて選ぶとよいでしょう。
節約したいなら、段数を抑える・シンプルなデザインにする・旬のフルーツを使うなどの工夫が効果的です。また持ち込みやバースデーケーキとしての外部注文なども、うまく活用すればコストを下げられる可能性があります。
打ち合わせは挙式の3〜6ヶ月前を目安に、参考画像や予算の上限を準備した上で臨むとスムーズに進みます。式場プランとフルオーダーの違いを理解した上で、自分たちに合った方法を選ぶことが大切です。
ウェディングケーキは結婚式の象徴的な存在のひとつ。費用の仕組みをきちんと理解することで、予算内でも「これが私たちのケーキ」と思えるような一台に出会えるはずです。ぜひ今回の内容を参考に、理想のケーキ選びを楽しんでみてください。

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